◆
くらし環境常任委員長(小山) はい、議長。(発言の挙手)
○議長(中川) はい、小山議員。
◆
くらし環境常任委員長(小山) 登壇 5番、小山です。
くらし環境常任委員会の報告を申し上げます。 まず、
付託外案件1、令和元年度王寺町
公共下水道事業及び
上水道事業の進捗について報告を受けております。 まず、
下水道事業の進捗について説明があり、汚水21-4-1号線
管渠築造工事については、
公共下水道未普及区域を整備する工事及び同地内では、布設する管渠が自然流下で排水できないため、
ポンプ圧送設備を整備する工事とともに、下期に発注を予定しているとのことです。 次に、
上水道事業の進捗について説明を受けております。第2
浄水場自家発電施設設置工事については、停電時に制御設備及び
ポンプ設備の電源を確保するために整備する工事で、現在、機器製作中であり、進捗率については約20%とのことです。 次に、
張井地区配水管改良工事(仮設)については、令和元年8月22日に入札を行ない、
植田水道工業所が落札し、工事の進捗率につきましては約80%とのことです。 次に、
張井地区配水管改良工事(本設)については、令和元年8月22日に入札を行ない、
千葉水道工業所株式会社が落札し、工事につきましては、9月下旬に着手の予定とのことです。 次に、
県道畠田藤井線配水管改良工事(その1)については、令和元年8月22日に入札を行ない、
株式会社吉川設備王寺営業所が落札し、工事については、9月17日に着手したとのことです。 次に、
県道畠田藤井線配水管改良工事(その2)については、
老朽管更新計画に基づき、平成27年度からの継続事業であり、下期に発注を予定しているとのことです。 次に、
付託外案件2、王寺町第1
浄水場跡地利用(案)について報告を受けております。 平成30年1月に県営水道100%への給水転換により、浄水場としての役目を終えた跡地の利用(案)について説明を受けております。 内容について、第1
浄水場跡地の現況は、急傾斜地であり住宅街を通過する狭小な一本道で、限られた条件の中、有効な跡地利用を検討する上で、
子育てアンケートにおいて、町内に児童公園が少ないという意見が多いことや限られたアクセスによる跡地利用であることを踏まえ、桜・多彩な遊具・芝生広場・展望台をキーワードに児童公園の整備として位置づけ、計画を行う予定であるとのことです。 対象地は豊かな自然に囲まれた小高い山の上に位置しており、眺望が良く周囲を囲むように群生している既存の桜に加え、開花時期の異なる桜を植樹して長く桜を楽しむことができる地形を生かした町民に親しまれる公園の整備を考え、場内には大広場や複合遊具を整備し、遊びやスポーツ、住民活動の場などとして多目的な利用を想定するほか、この地に浄水場があった面影を残すために曝気塔をシンボルに眺望を楽しめる
展望デッキの設置を考えているとのことです。 また、旧水道庁舎については、耐震補強を行い、トイレの改修や休憩所、授乳室等の整備を考えるとともに、公園へのアクセスについても利用者の頻繁な往来による付近住民への影響を考慮した第2の
アクセス経路の整備を考えているとのことです。 委員から、公園整備に係る費用は水道会計の負担か、一般会計の負担かとの問いに対し、浄水場の解体までは水道会計で行い、公園整備について、現時点では、公園ではあるものの対象地は水道会計の財産であることから水道会計での整備を考えているが、公園整備に係る補助金や交付金があれば考え方も変わるので流動的に対応したいとの回答がありました。 次に、
付託外案件3、令和元
年度町内要望土木工事の進捗状況について、資料に基づき6月以降の進捗説明を受けております。
事業進捗率は、
道路新設改良工事費25%、
舗装新設改良費19%、
道路維持費75%、
水路新設改良費75%、
水路維持修繕費86%、全体で67.3%実施しているとの説明を受けております。 委員から、
町内要望土木工事一覧表にある未進捗工事について質問があり、理事者からは毎年、自治会の要望を受けた後、現地を確認した上で、緊急性の高い要望工事から順次行っており、年度内に全ての要望工事を完了する予定であるとの回答がありました。 次に、
付託外案件4、第2期王寺町子ども・
子育て支援事業計画について、資料に基づき報告を受けております。 本計画は、子ども・
子育て支援法に基づき策定され、町の最上位計画である総合計画を初めとする町の諸計画との整合性を保ち、計画期間は令和2年度から令和6年度までの5年間であるとのことです。 また、
学識経験者など15名の委員で構成される子ども・
子育て会議を7月10日と9月4日に開催され、今後の予定としては、10月下旬、12月中旬、2月下旬に開催する予定であるとのことです。
策定スケジュールでは、5月から6月にかけて、就学前児童と小学生をもつ保護者を対象とした
アンケート結果から、現状の把握や課題を抽出し、7月から8月にかけては、計画の骨子案を作成されたとのことです。 今後の予定としては、計画の素案を作成し、12月中旬には
パブリックコメントを実施され、令和2年3月には計画書が完成予定であるとのことです。 委員からは、
アンケートの実施方法について質問があり、主に幼稚園や保育所、小学校を通じて配布し回収したとの回答がありました。 次に、
付託外案件5、やわらぎ安心(戸別)
収集申請状況について、資料に基づき説明を受けております。 10月
収集開始分を8月の王伸に掲載し、募集を行ったところ、要件に該当する人の申請が6件あり、今月9月に申請者宅の現地調査を行い、自治会長、
民生児童委員に報告する予定で、現在、申請者と日程調整を行っていると説明を受けております。 次に、その他所管事項として、まず、マイナンバーカードの交付枚数と交付率について委員から質問があり、令和元年7月31日現在での交付枚数は4,680枚で、交付率は19.3%との回答がありました。 次に、
奈良モデルである国保税の
県内統一化の進捗状況について質問があり、理事者から、令和6年度の
保険税統一に向けて、令和2年度中に協議がなされ、中間年度である令和3年度から
納付金算定に係る標準的な収納率と国保税の
滞納繰越分の取り扱いについて見直しされる旨の説明を受けております。 以上、
くらし環境常任委員会の
委員長報告といたします。
○議長(中川) 次に、
決算特別委員会から
委員会審査報告書の提出がありましたので、
委員長報告を願います。
北村委員長、登壇の上、報告を願います。
◆
決算特別委員長(北村) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) はい、北村議員。
◆
決算特別委員長(北村) 登壇 4番、北村です。
決算特別委員会の報告を申し上げます。 まず、平成30年度王寺町
土地開発公社の決算報告については、
地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、提出をもって報告を受けておりますが、
土地開発公社の概要説明として、箇所数、面積、帳簿価格など土地の保有状況についての説明を受けております。 次に、平成30年度
王寺地域振興株式会社及び
王寺都市開発株式会社の決算報告については、提出をもって報告を受けております。 以上、
決算特別委員会の
委員長報告とさせていただきます。 以上です。
○議長(中川) 次に、
議会改革特別委員会から
委員会審査報告書の提出がありましたので、
委員長報告を願います。
小山委員長、登壇の上、報告を願います。
◆
議会改革特別委員長(小山) はい、議長。(発言の挙手)
○議長(中川) はい、小山議員。
◆
議会改革特別委員長(小山) 登壇 5番、小山です。
議会改革特別委員会の報告を申し上げます。 去る9月18日に、第4回
議会改革特別委員会を開催し、議会だよりの一般質問における再質問の取り扱いについて協議を行っております。 議会だよりの一般質問の要旨の掲載について、住民皆様に内容をよりわかりやすく伝えるために、1、現行では、原則、1問目の質問・回答の掲載を、今後は、2問目以降の質問・回答も掲載できることの意思統一、2、掲載内容については、議会広報編集委員会において精査し、内容に疑義が生じた場合、質問議員はその対応に応じること、3、当初の質問内容と再質問の内容がかけ離れたものは掲載しないこと、4、現行の文字数は変更しないこと、5、質問と回答の文字数のバランスを考慮することについて確認しております。 以上、
議会改革特別委員会の
委員長報告といたします。
○議長(中川) ただ今より、各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第122条の規定により、議長において12番、幡野議員、1番、玉守議員を指名します。 次に、日程第2、議第51号、平成30年度王寺町
一般会計歳入歳出決算の認定についてから、日程第18、議第68号、王寺町
野外キャンプ場条例の一部を改正する条例についてまでを一括議題とします。 本議案は、
決算特別委員会及び所管の各
常任委員会に付託されておりますので、各委員長の報告を求めます。 初めに、平成30年度
決算特別委員長の報告、引き続き、
総務文教常任委員長の報告を一括して求めます。
北村委員長、登壇の上、報告を願います。
◆
決算特別委員長・
総務文教常任委員長(北村) はい、議長。(発言の挙手)
○議長(中川) はい、北村議員。
◆
決算特別委員長・
総務文教常任委員長(北村) 登壇 4番、北村です。
決算特別委員会に付託されました、議第51号から議第56号までの付託案件について、審議しました結果をご報告申し上げます。 本委員会は、去る9月12日に開催され、審議の冒頭において、委員長及び副委員長の互選が行われ、委員長には、私、北村が、副委員長には小山委員がそれぞれ選任されました。 続いて、議会選出の監査委員であります鎌倉議員より決算審査意見書と審査概要の報告を受けた後、付託案件の審査に入っております。 まず、議第51号、平成30年度王寺町
一般会計歳入歳出決算の認定について審査の結果をご報告申し上げます。 本決算は、歳入総額96億6,735万9,320円、歳出総額92億6,816万9,865円、歳入歳出差引額3億9,918万9,455円で、翌年度へ繰り越しすべき財源1億1,003万円を差し引いた実質収支額は2億8,915万9,455円となっております。 当委員会において、決算書の歳入歳出決算事項別明細書並びに主要施策の成果に関する報告書及び教育行政の点検・評価報告書に基づいて詳細な説明を受け、審議いたしました。 質疑の後、委員からは、反対討論として、「
義務教育学校整備に係る費用が支出されているが、(仮称)
王寺義務教育学校(北)は生徒が1,000人を超える大規模校となり、一人一人に行き届いた教育ができるのか懸念されるなど、小中一環教育、
義務教育学校は王寺町には合わないと考える。次に、観光振興費について、今までの観光への投資に対する効果など、その結果今後どうしていくべきか冷静な判断が必要である。最後に、まちづくり
基本計画策定は、地元住民との直接対話が重要課題と考えその実行を求める。これらのことから本決算については反対である」、また、賛成討論としては、「景気の低迷が続く中、平成30年度も防災や教育、福祉など、住民が健やかに安心して暮らせるまちづくりを推進された。歳入では、町税の徴収率は高水準を維持されるなど自主財源の確保に努め、国庫補助金等の特定財源についても積極的に確保し活用されている。財政面では、経常収支比率は前年度より改善、財政健全化判断比率も全て健全な状態を維持されており、良好な財政運営がなされているものと判断している。住民が愛着と誇りを持ち、県内トップのくらし満足度を感じられるまちづくりを進められ、積極的な財源確保と適切な予算執行に努められた結果、黒字決算であった。これらのことから賛成する」と、それぞれ討論がありました。 以上、審議の結果、議第51号、平成30年度王寺町
一般会計歳入歳出決算の認定については、挙手採決により賛成多数で原案どおり認定すべきものと決しました。 次に、議第52号、平成30年度王寺町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について審査の結果をご報告申し上げます。 本決算は、歳入総額24億6,605万6,225円、歳出総額24億2,739万1,326円で、歳入歳出差引額3,866万4,899円との説明を受けました。その後、歳入歳出それぞれの内容について、詳細な説明を受け審議いたしました。 質疑の後、委員からは、反対討論として、「高過ぎる国保税の値上げが平成29年度から平成30年度にかけて実施され、平成29年度の1人当たりの国保税は8万9,523円に対して、平成30年度は9万208円となっている。高過ぎる国保税の引き下げは、国民皆保険制度を支える国民健康保険の差し迫った課題である。国保税が高い原因はその算出に均等割が含まれていることにある。全国知事会が政府に1兆円のさらなる負担を求めているが、これが実現すれば、国保の大きな問題点が解決される。誰もが納められる国保税体系にしていかなければならない。さらに差し押えの件数、金額ともふえているが、払いたくても払えない世帯への差し押えや短期証、資格証明書の発行は命にかかわる問題である。国が国民への負担増として、給付減を押しつける社会保障削減政策をこの会計では反映しているため反対する」、また、賛成討論としては、「これまで市町村が運営してきた国民健康保険は、平成30年度から都道府県が財政運営の責任主体となり、安定的な財政運営や効率的な事業の確保など、国保運営に中心的な役割を担い、制度を安定化させるため、県単位化された。そんな中、国民健康保険の特別会計の財政状況は、歳入では、国保税において、国保事業費納付金を納付するための適正な賦課をし、保健事業を実施していくための財源も確保している。また、歳出では、第2期データヘルス計画を策定し、それに基づく保健事業を実施するなど、医療費の適正化に向けた取り組みが実施されている。その結果、1人当たりの医療費が減少に転じるなどこれまでの保健事業の成果も目に見えた形であらわれきている。これからも保険者の努力により財源を確保できる事業等を引き続き積極的に行い、医療費の適正化に取り組まれることを期待して、原案に賛成する」とそれぞれ討論がありました。 以上、審査の結果、議第52号、平成30年度王寺町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、挙手採決により賛成多数で原案どおり認定すべきものと決しました。 次に、議第53号、平成30年度王寺町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について審査の結果をご報告申し上げます。 本決算は、歳入総額3億4,468万188円、歳出総額3億4,412万1,367円で、歳入歳出差引額55万8,821円との説明を受けました。その後、歳入歳出それぞれの内容について、詳細な説明を受け、審議いたしました。 質疑の後、委員からは、反対討論として、「平成31年3月末の被保険者3,316人のうち54.7%に当たる1,815人が何らかの保険料軽減を受けており、そのうち所得50万円以下の被保険者は、69.8%の1,267人となっている。また、県平均1人当たりの保険料は7万4,517円に対して、本町では8万1,030円となっており、県平均よりもかなり高い保険料となっている。2年ごとに保険料率が改定され、その都度値上げになり、高齢者に重い負担を強いる仕組みであるため反対する」、また、賛成討論として、「後期高齢者医療制度は、長年、社会に貢献してこられた高齢者の医療費を社会全体で支え合い、高齢者と現役世代の負担を明確化し、高齢者の皆様が安心して医療を受けていただくことができるよう創設された制度である。平成30年度もこれまで同様、奈良県後期高齢者医療広域連合と連携して事業運営に当たられており、予算の執行を含め事務が適正に遂行されていることから原案に賛成する」とそれぞれ討論がありました。 以上、審査の結果、議第53号、平成30年度王寺町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については、挙手採決により賛成多数で原案どおり認定すべきものと決しました。 次に、議第54号、平成30年度王寺町
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について審査の結果をご報告申し上げます。 本決算は、歳入総額10億1,864万9,896円、歳出総額10億998万9,877円、歳入歳出差引額866万19円となっております。 審査の結果、議第54号については、全会一致で、原案どおり認定すべきものと決しました。 次に、議第55号、平成30年度王寺町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について審査の結果をご報告申し上げます。 まず、介護保険事業の決算は、歳入総額18億8,901万8,659円、歳出総額18億4,787万691円で、歳入歳出差引額4,114万7,968円との説明を受けました。 次に、介護サービス事業の決算は、歳入総額510万3,451円、歳出総額469万2,200円で、歳入歳出差引額41万1,251円との説明を受けました。その後、歳入歳出それぞれの内容について詳細な説明を受け、審議いたしました。 質疑の後、委員からは、反対討論として、「第7期介護保険事業計画に基づき、保険料段階が14段階から17段階に設定されたが、介護保険料は低所得者ほど保険料の負担割合が高くなる。介護は一人一人が違う条件のもとでその人らしい生活の実現を尊重すべきで、介護保険から卒業を目指す自立支援について、国が指標を定めて補助金を交付する仕組みが導入され、画一的な取り組みが強制され、介護費が抑制されることは本来の介護とは言えず反対する」、また、賛成討論として、「特定財源の確保など第7期介護保険事業計画に基づき取り組みされている。地域支援事業では、自立支援を目的にしたパワーリハビリと体操及び訪問による個別指導を併用したプログラムを基に、ちゃれんじデラックス教室が実施されている。このほかにも、認知症施策の推進として、困難ケースに対して、医療や介護の支援につなげるため、認知症初期集中支援チームが活動されている。また、平成30年度に新たに王寺町見守りネット事業として身近な企業、団体と協定を結び、ネットワーク体制を整備されていることや、ひとり暮らしの高齢者等の日常生活の安心・安全を守るための緊急通報装置貸与事業等に適切な予算が執行されていることから、原案に賛成する」とそれぞれ討論がありました。 以上、審査の結果、議第55号、平成30年度王寺町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、挙手採決により、賛成多数で原案どおり認定すべきものと決しました。 次に、議第56号、平成30年度王寺町
水道事業会計決算の認定について、審査の結果をご報告申し上げます。 まず、収益的収支の収入では、決算額6億1,817万7,614円、支出では、決算額5億6,828万4,492円となり、収入、支出決算額からそれぞれ消費税を差引いた結果、4,504万2,612円の純利益が発生しているとのことです。 一方、資本的収支の収入では3,976万5千円、支出では1億2,340万4,240円であり、資本的収入額が資本的支出額に不足する額は、損益勘定留保資金等で補填しているとのことです。 質疑の後、委員からは、反対討論として「予算執行実績表の資本的支出では2億1,600万円の予算残額が発生しており、補正、事業の繰り越しがされず不用額に計上されることは企業会計の正確性にかける。また、新設加入金は営業収益に計上することで当年度純利益に加算され利益余剰分として積み立てられ必要なときに補填財源として確保されるべきで、そうすることで利益をふやし水道料金を引き下げることも可能となる。長期にわたり高額な水道料金を支払ってきた住民に対してさらなる水道料金の引き下げで住民に還元すべきことから原案に反対する」、また、賛成討論として「水道事業会計はさまざまな経済状況の中、今日まで独立採算制の確保に努めてこられた。また、水道料金については、都市化が進んだ王寺町の現状に見合った料金体系であり、将来を見据えた施設の改良等の重要な財源となる新設加入金の運用により健全な財政運営がなされていることから原案に賛成する」とそれぞれ討論がありました。 以上、審査の結果、議第56号、平成30年度王寺町
水道事業会計決算の認定については、挙手採決により、賛成多数で原案どおり認定すべきものと決しました。 以上、
決算特別委員会に付託された案件の
委員長報告とさせていただきます。 引き続きまして、
総務文教常任委員会に付託されました議第57号、議第61号、議第63号、議第68号の4案件について、審査の結果をご報告申し上げます。 まず、議第57号、令和元年度王寺町
一般会計補正予算(第2号)については、歳入歳出予算の総額に、それぞれ4億8,758万9千円を増額し、総額を98億864万1千円とするものです。 審査の結果、議第57号については、全会一致で、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第61号、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係条例の整備に関する条例の制定について、議案説明資料に基づき説明を受けております。 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律により、成年被後見人等の人権が尊重され、成年被後見人等であることを理由に不当に差別されないよう、成年被後見人等を資格等から一律に排除する欠格条項について見直しが行われたことに伴い、法改正により影響を受けることとなる本町の関係条例について、必要な整備を一括して行うものです。審査の結果、議第61号については、全会一致で、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第63号、王寺町税条例等の一部を改正する条例について、議案説明資料に基づき説明を受けております。 地方税法等の一部を改正する法律により地方税法の一部が改正されたことに伴い、王寺町税条例等の一部を改正するもので、その主な内容については、まず、児童扶養手当を受給している未婚のひとり親に対し、子どもの貧困に対応するため、個人住民税を非課税とする措置を講ずるものです。 次に、消費税率引上げに伴う対応として、令和元年10月1日から令和2年9月30日までの間に取得した自家用乗用の軽自動車について、燃費性能等に応じて課する環境性能割の税率を1%軽減するものです。 また、車体の種別、排気量等に応じて課する種別割のグリーン化特例の見直しとして、現行の特例措置を2年間延長し、令和3年度までとするものです。さらに、電気自動車、天然ガス自動車については、軽自動車の種別割のグリーン化特例の適用期間をさらに2年間、令和5年3月31日まで延長するものです。 審査の結果、議第63号については、全会一致で、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第68号、王寺町
野外キャンプ場条例の一部を改正する条例について、議案説明資料に基づき説明を受けております。 あらゆる世代の人が、自然に触れ親しみ安心して遊べる場所を提供するため、菩提キャンプ場をリニューアルするに当たり、民間事業者の創意工夫やノウハウを施設の管理運営に生かす指定管理者制度を導入できるよう、本条例の一部を改正するものです。 審査の結果、議第68号については、全会一致で、原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、
総務文教常任委員会に付託されました案件の
委員長報告とします。
○議長(中川) 次に、
くらし環境常任委員長の報告を求めます。
小山委員長、登壇の上、報告を願います。
◆
くらし環境常任委員長(小山) はい、議長。(発言の挙手)
○議長(中川) はい、小山議員。
◆
くらし環境常任委員長(小山) 登壇 5番、小山です。
くらし環境常任委員会に付託されました議第58号から議第60号、議第62号、議第64号から議第66号の7案件について、審査の結果をご報告申し上げます。 まず、議第58号、令和元年度王寺町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)については、歳入歳出予算の総額に、それぞれ4,148万4千円を増額し、歳入歳出それぞれ23億8,548万4千円とするものです。審査の結果、議第58号については、全会一致で、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第59号、令和元年度王寺町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、歳入歳出予算の総額に、それぞれ54万9千円を増額し、歳入歳出それぞれ3億7,154万9千円とするものです。審査の結果、議第59号については、全会一致で、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第60号、令和元年度王寺町
介護保険特別会計補正予算(第1号)については、まず、介護保険事業ですが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,531万6千円を増額し、20億7,031万6千円、介護サービス事業で、歳入歳出予算の総額にそれぞれ40万1千円を増額し、397万1千円とするものです。 審査の結果、議第60号については、全会一致で、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第62号、王寺町印鑑条例の一部を改正する条例について、議案説明資料に基づき説明を受けております。 さまざまな場面で旧姓を使用しやすくする女性活躍推進の観点から、氏に変更があった者は、住民票に旧氏の記載を求めることができることとされたことに伴い、印鑑登録においても、旧氏での登録ができるよう所要の改正を行うとともに、条文中の文言整理を行うものです。審査の結果、議第62号については、全会一致で、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第64号、王寺町
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について、議案説明資料に基づき説明を受けております。 国が定める
災害弔慰金の支給等に関する法律及び同法施行令で規定される災害援護資金において、償還金支払猶予の明確化、償還免除対象範囲の拡大、償還免除等のための調査権限の付与について、法律及び施行令が改正されたことに伴い、本条例について所要の改正を行うものです。 審査の結果、議第64号については、全会一致で、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第65号、王寺町特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の
利用者負担に関する条例の一部を改正する条例について、議案説明資料に基づき説明を受けております。 子ども・
子育て支援法の一部を改正する法律が公布され、本年10月から幼児教育・保育の無償化が実施されることに伴い、町立幼稚園の
利用者負担額について無償化するほか、所要の用語の整理を行うものです。審査の結果、議第65号については、全会一致で、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議第66号、王寺町
上水道給水条例の一部を改正する条例について、議案説明資料に基づき説明を受けております。 水道法の改正により指定給水装置工事事業者の指定の更新制が導入されることに伴い、指定給水装置工事事業者に係る更新手数料を新設するとともに、水道法施行令の一部改正により条ずれが生じたため、該当する条文を引用している箇所について必要な整備を行うものです。 審査の結果、議第66号については、全会一致で、原案どおり可決するものと決しました。 以上、
くらし環境常任委員会に付託された案件の
委員長報告といたします。
○議長(中川) 以上、各委員長の報告を受けました。 休憩いたします。再開時間11時10分とします。 休憩 午前10時59分 再開 午前11時00分
○議長(中川) 再開いたします。 まず、日程第2、議第51号、平成30年度王寺町
一般会計歳入歳出決算の認定について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 まず、本案に対する反対意見の発言を許します。 小山議員、登壇の上、質問を願います。
◆5番(小山) 登壇 5番、小山です。 議第51号、平成30年度
一般会計歳入歳出決算の認定についての反対討論を行います。
義務教育学校整備事業としての、(仮称)
王寺義務教育学校(北)基本設計業務として3,472万2,439円、建設用地取得費として3,671万8,143円、(仮称)
王寺義務教育学校(南)建設に伴う土地利用調査業務として50万円、王寺町
義務教育学校推進委員会3回、9万8,873円が計上されています。 (仮称)
王寺義務教育学校(北)は、1,000人を超える大規模校となり、児童生徒一人一人に行き届いた教育、どの子もわかる教育ができるのか懸念されます。 (仮称)
王寺義務教育学校(南)分離型で、現在の南小学校へ通う児童は、小学4年生が最高学年になり、リーダーシップが発揮できるのか懸念されます。 小中一貫義務教育は、2016年、平成28年に始まった制度ですが、王寺町には合わないものと考えます。 次に、観光振興費として6,293万2,576円が計上されています。今までの観光への投資に対する効果や王寺町にどれくらいの観光客が訪れ、にぎわいがどうであったかだけでなく、その結果、今後どうしていくべきなのか冷静な判断が必要と考えます。 最後に、まちづくり
基本計画策定においては、自治会長や役員に加え、地域、地元住民との直接対話が最重要課題と考え、その実行を求めます。 以上述べた理由により反対といたします。
○議長(中川) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。
◆8番(松岡) 議長。(発言の挙手)
○議長(中川) はい、松岡議員、登壇の上、発言を願います。
◆8番(松岡) 登壇 8番、松岡です。 それでは、議第51号、平成30年度王寺町
一般会計歳入歳出決算についての賛成の意見を申し上げます。 国全体の景気が低迷し、地方財政を取り巻く環境は、依然として厳しい状況が続いております。そのような中、歳入面では、町税の徴収率は高水準を維持され、昨年度を上回る税収を確保されました。また、国庫補助金等の特定財源も積極的に確保し、活用されております。 まず、防災・減災への取り組みとして、泉の広場公園内に整備を進められていたいずみスクエアが完成いたしました。この施設は、生涯学習の拠点として利用されるとともに、住民の防災意識の高揚の場として、また、災害発生時には避難所として有効に機能するものと思います。住民一人一人が防災に対する意識を高め、災害時には住民と行政が連携して対応できる、安全・安心のまちづくりの拠点として活用されるものと大いに期待しております。 また、教育面では、
義務教育学校の令和4年度の開校に向けて、(仮称)
義務教育学校(北)に係る建設用地の取得や、(仮称)
義務教育学校(南)建設に伴う土地利用報告を作成するなど準備を進められてまいりました。この
義務教育学校については、保護者を初めとする住民の皆様に十分な説明ときめ細かな対応をしつつ、計画的に事業を進め、将来を担う子どもたちの教育の基盤となることを願っております。 そして、観光面では、他市町と連携して広域で取り組まれるとともに、観光協会を通じて、明神山フォトコンテストや近鉄田原本線100周年記念イベントなどさまざまな催しを開催されるなど、町民のふるさと意識の醸成とまちの魅力の発信・観光産業の振興に努められました。 次に、財政指標を見ますと経常収支比率は96.1%と前年度より1.1ポイント改善しております。また、財政健全化判断比率につきましても全て健全な状態を維持されておられます。 このように、将来を見据え、住民が愛着と誇りを持てる、くらし満足度の高いまちづくりへ着実に歩みを進めるとともに、財政運営において、積極的な財源の確保と適切な予算執行に努められた結果として、平成30年度も黒字決算であったと考えております。 以上のことから、委員長の報告のとおり、平成30年度王寺町
一般会計歳入歳出決算の認定に賛成するものでございます。
○議長(中川) ほかに討論はありませんか。 (ございませんの声)
○議長(中川) これをもって討論を終結します。 これより議第51号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は認定です。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(中川) 起立多数です。よって、議第51号については、委員長の報告どおり認定することに決定しました。 続きまして、日程第3、議第52号、平成30年度王寺町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方はご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 まず、本案に対する反対意見の発言を許します。
◆12番(幡野) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) 幡野議員、登壇の上、発言を願います。
◆12番(幡野) 登壇 12番、幡野です。 議第52号、平成30年度王寺町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての反対討論を行います。 本決算は、歳入総額24億6,605万6,225円、歳出総額24億2,739万1,326円、差引額3,866万4,899円の黒字決算です。 本決算は、2018年度からの国保の県単位化に基づくものであります。国のほうでは、国民健康保険法、健康保険法、高齢者医療確保法などが一括された医療保険制度改革関連法、正式名称は、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律でありますが、これが2015年5月に成立し、国保の都道府県単位化が2018年度からスタートいたしました。 日本の医療保障は、主に医療の提供体制と公的医療保険による皆保険体制によって実践されています。医療保険制度改革関連法は、医療費抑制策のさらなる強化を目的に、都道府県の役割を強化するものであります。 本町決算では、医療療養給付費が、平成29年度は、一般1人当たり29万6千円、平成30年度は28万5千円と、減となっております。 本決算では、高過ぎる保険税のさらなる値上げがなされました。保険税調定額は、平成29年度8万9,523円、平成30年度は9万208円となっています。高過ぎる保険税の引き下げは、国民皆保険制度を支える国民健康保険の差し迫った課題と言えます。 本決算では、滞納117世帯、滞納額1,733万2,298円、資格証明書交付3世帯3人、短期保険証交付13世帯17人、差し押さえ134件、417万9,081円とのことでした。 誰もが払える保険税が求められています。資格証明書は、被保険者を医療から引き離すもので交付は認められません。国民健康保険は、国民健康保険法第1条で社会保障としての目的、また、第5章では国保制度は公費負担を前提に成り立つ制度であると明記されています。 社会保障制度改革推進法第2条で自助・共助が強調され、市町村が行う収納率向上キャンペーンでも加入者同士の支え合いという言葉が使われています。しかし、こうした国の動きや国民への意識づけは社会保障制度としての国保制度を否定するものといえます。 本決算は、国の加入者への負担増、給付減を押しつける社会保障削減政策を反映したものであり、反対といたすものでございます。
○議長(中川) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。
◆6番(大久保) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) 大久保議員、登壇の上、発言を願います。
◆6番(大久保) 登壇 6番、大久保です。 議第52号、平成30年度王寺町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算について、賛成の意見を申し上げます。 これまで市町村が運営してきた国民健康保険は、平成30年度から都道府県が財政運営の責任主体となり、安定的な財政運営や効率的な事業の確保など、国保運営に中心的な役割を担い、制度を安定化させるため、県単位化されました。 そんな中、国民健康保険は、これまで同様、国民皆保険制度の中核として国民生活を支える重要な役割を担っていることに変わりございません。その国民健康保険の特別会計の財政状況は、高齢化の進展や生活習慣病の増加に伴い医療費が増加している中、健全な決算となっております。 まず、歳入では、平成30年度の1人当たりの国保税は9万208円ということで、平成29年度と比較して、金額にして685円、0.8%の増ではありますが、平成29年度の保険税水準を維持したものとなっております。国保事業費納付金を納付するための適正な賦課がなされております。 また、歳出では、第2期データヘルス計画を策定し、それに基づく保健事業を実施するなど、医療費の適正化に向けた取り組みが実施されました。その結果、1人当たりの医療費が減少に転じるなどこれまでの保健事業の成果も目に見えた形であらわれてきております。 さらに差し押え件数はふえているものの滞納世帯数、滞納額とも減少しており、加入者の理解のもと適正に事業運営が行われております。 以上のことから、委員長の報告どおり、平成30年度王寺町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定に賛成するものでございます。 以上。
○議長(中川) これをもって討論を終結します。 これより議第52号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は認定です。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(中川) 起立多数です。よって、議第52号については、委員長の報告どおり認定することに決定しました。 続きまして、日程第4、議第53号、平成30年度王寺町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方はご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 まず、本案に対する反対意見の発言を許します。
◆12番(幡野) 12番、幡野です。(発言の挙手)
○議長(中川) 登壇の上、発言を願います。
◆12番(幡野) 登壇 議第53号、平成30年度王寺町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての反対討論を行います。 本決算は、歳入総額3億4,468万188円、歳出総額3億4,412万1,367円、差引額55万8,821円の黒字決算です。 本医療保険は、75歳以上の方と一定の障害があると認定された65歳以上の方を対象とするもので、2年ごとに保険料率が改定され、保険料はその都度値上げになる仕組みとなっております。 本決算では、保険料については、県平均1人当たり7万4,517円ですが、王寺町平成30年度決算では8万1,030円となっています。これは、前年比1,630円の増となっているものであります。 加入者の22%が年金収入80万円未満という低所得者で構成されている本医療制度は、その制度設計の視点を医療費削減、自己負担増に置いたものであります。高齢化を財政の負荷とみなすシステムではなく、社会福祉充実の観点を取り戻すべきであることから反対といたします。
○議長(中川) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。
◆11番(楠本) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) 楠本議員、登壇の上、発言を願います。
◆11番(楠本) 登壇 11番、楠本です。 議第53号、平成30年度王寺町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について、賛成の意見を申し上げます。 この後期高齢者医療制度は、長年、社会に貢献してこられた高齢者に係る医療費を社会全体で支え合うため、高齢者と現役世代の負担を明確にし、高齢者の皆さんが安心して医療を受けていただくことができるよう創設された制度であります。 その財政構造は、高齢者医療に係る給付費の約5割に公費が投入され、約4割を若い世代の加入する医療保険が負担し、加入者もみずから負担能力にあった保険料を負担するという分かりやすい仕組みとなっております。王寺町の1人当たりの保険料は、県平均より高い状況ですが、後期高齢者医療の保険料率は県内で統一されており、所得に見合った保険料となっています。 また、2年ごとに保険料の改定が行われますが、あくまで給付費の推計総額から国・県・市町村の公費負担、若い世代からの支援金を差し引いた額をもとに保険料の改定が行われております。ふえ続ける医療費に対して応分の負担といえます。 平成30年度も王寺町におかれましても、これまでと同様に、奈良県後期高齢者医療広域連合と連携して事業運営に当たられ、予算の執行も含め、事務が適正に遂行されています。 以上のことから、委員長の報告のとおり、平成30年度王寺町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定に賛成するものでございます。 以上でございます。
○議長(中川) これをもって討論を終結します。 これより議第53号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は認定です。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(中川) 起立多数です。よって、議第53号については、委員長の報告どおり認定することに決定しました。 続きまして、日程第5、議第54号、平成30年度王寺町
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方はご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第54号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は認定です。本案は委員長の報告どおり認定することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第54号については、委員長の報告どおり認定することに決定しました。 続きまして、日程第6、議第55号、平成30年度王寺町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 まず、本案に対する反対意見の発言を許します。 幡野議員、登壇の上、質問を願います。
◆12番(幡野) 登壇 はい、12番、幡野です。 議第55号、平成30年度王寺町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての反対討論を行います。 本決算は、歳入総額18億8,901万8,659円、歳出総額18億4,787万691円で、差引額4,114万7,968円の黒字決算となっております。 本決算は、第7期事業計画初年度予算に基づいたもので、介護保険料の月額基準額が5,460円から5,600円に値上げされたものであります。 保険料段階は、14段階から17段階に延長されましたが、所得金額が低いほど保険料の負担割合が高いものとなっております。これは、改善されなければなりません。 平成30年度から、自治体の自立支援重度化防止の取り組みで、介護保険からの卒業を促す事業が始まり、保険者機能強化推進交付金が327万4千円交付されました。 医療・介護提供体制の再編、縮小、負担強化と公的給付の削減の推進を目的として2017年成立の改正介護保険法では、地域包括ケアシステムの強化が図られました。保険者機能強化推進交付金事業は、その一環であり、これまでと一線を画すものとして実施されております。 生活援助に制限をかける給付抑制は、利用者の自立支援に役立つとは言えません。地域で暮らす上で、ケアの連続性は暮らしの基盤です。 本決算は、利用者への負担増、国の公的給付の削減を反映したものであり、反対といたします。
○議長(中川) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。
◆3番(坂下) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) 坂下議員、登壇の上、発言を願います。
◆3番(坂下) 登壇 3番、坂下です。 議第55号、賛成討論を行います。 議第55号、平成30年度王寺町介護保険特別会計決算について、賛成の意見を申し上げます。 高齢化の進展に伴い、要介護高齢者が増加し、介護期間が長期化する等、介護ニーズはますます増大しております。高齢者の介護を社会全体で支え合うことを目的に創設された介護保険制度を、持続可能な社会保障制度とするための改革が進められ、第7期介護保険事業計画に基づいて取り組まれております。 また、地域支援事業では、自立支援を目的にパワーリハビリや個別訪問による個別指導を併用したプログラムをもとにちゃれんじデラックス教室が実施され、このほかにも認知症施策の推進として、困難ケースに対して医療や介護の支援につなげるため、認知症初期集中支援チームの活動や、平成30年度に新たに王寺町見守りネット事業として認知症がある方の行方不明時の早期発見、保護等、地域で見守り体制を身近な企業、団体と協定を結び、ネットワーク体制の整備などに適切な予算が執行されております。 以上のことから、委員長の報告のとおり、平成30年度王寺町介護保険特別会計決算の認定に賛成するものであります。 以上です。
○議長(中川) これをもって討論を終結します。 これより議第55号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は認定です。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(中川) 起立多数です。よって、議第55号については、委員長の報告どおり認定することに決定しました。 続きまして、日程第7、議第56号、平成30年度王寺町
水道事業会計決算の認定について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 まず、本案に対する反対意見の発言を許します。
◆5番(小山) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) 小山議員、登壇の上、発言願います。
◆5番(小山) 登壇 5番、小山です。 議第56号、平成30年度
水道事業会計決算の認定についての反対討論を行います。 公営企業でもある水道事業は、予算で業務の予定量を定めることになっています。給水戸数、年間配水量、1日の平均配水量、そして、建設改良費が重要な経営活動の目標として定めています。これらの項目の予定量に変動がある場合、次年度予算策定までに補正予算で業務量の変更をすべきです。 平成30年度決算において、建設改良費が約2億1,600万円の事業費を不用額として計上処理されています。現金支出がなかったとはいえ、本来、次年度の平成31年度予算策定時までに執行できないと予想される場合は、2カ年の継続事業に変更するか、次年度に予算繰り越しすべきです。議会に報告もなく、平成31年度予算に建設改良費の水道料金会計システムなどの次年度に繰り越しされるべき事業が再度計上されていました。 このことは、平成30年度において、支出予定の前提に同じ事業を平成31年度に計上すると平成31年度予定キャッシュフロー計算書及び予定貸借対照表では二重計上となります。 このような不適切な予算執行を前提とした水道事業運営は改善すべきです。本来、次年度の予算策定までに執行が確定できない建設改良事業については、当初予算に計上せず、新年度に補正予算として計上すべきです。
老朽管更新計画に基づく配水管の更新や施設整備などの建設改良事業費用を過去に高い水道料金でため込んだ自己資金で賄うことは、世代間の負担の公平性が損なわれます。 さらに、新設加入金は、営業収益に計上することで当年度純利益に加算され、利益余剰分として積み立てられ、必要なときに補填財源として確保されるべきです。そうすることで財政状況もわかりやすくなります。 県域水道一体化に備え、公平で適正な水道料金設定を維持できるよう水道料金を見直し、住民に還元できるよう水道料金の引き下げと安全・安心な水道水の確保を求めて反対討論といたします。
○議長(中川) 次に、本案に対する賛成意見の発言を許します。
◆2番(若林) はい。(発言の挙手)
○議長(中川) 若林議員、登壇の上、発言を願います。
◆2番(若林) 登壇 はい、2番、若林です。 それでは、議第56号、平成30年度王寺町
水道事業会計決算の認定についての賛成討論を行います。 議第56号、平成30年度
水道事業会計決算の認定については、収益的収支関係の収入6億1,817万7,614円に対し、支出5億6,828万4,492円で、黒字決算であります。 資本的収支関係では、収入3,976万5千円に対し、支出1億2,340万4,240円で、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、損益勘定留保資金等で補填しているとのことです。 水道事業会計は、さまざまな経済状況の中、今日まで独立採算制の確保に努め、都市化が進む王寺町の現状に見合った適切な料金体系や建設改良の重要な財源となる新設加入金の運用により施設の維持管理や建設改良を計画的に実施し、平成30年1月より県営水道100%による全町配水を開始され、災害時にも水道水の供給を行えるよう第2浄水場に自家発電設備を設置する準備を行い、いかなる場合においても安全で安心な飲料水を安定して住民に供給できるよう努力されるなど健全な財政運営がなされております。 今後も本来の地方公営企業の経営の基本原則であります企業の経済性を発揮するとともに、公共の福祉の増進を図り、より一層安全で安定した水道事業の運営に努められんことを期待いたします。 以上のことから、委員長の報告のとおり、平成30年度
水道事業会計決算の認定に賛成するものでございます。
○議長(中川) これをもって討論を終結します。 これより議第56号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は認定です。本案は委員長の報告どおり決することに賛成の方の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(中川) 起立多数です。よって、議第56号については、委員長の報告どおり認定することに決定しました。 続きまして、日程第8、議第57号、令和元年度王寺町
一般会計補正予算(第2号)について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第57号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第57号については、委員長の報告どおり可決されました。 続きまして、日程第9、議第58号、令和元年度王寺町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第58号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第58号については、委員長の報告どおり可決されました。 続きまして、日程第10、議第59号、令和元年度王寺町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第59号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第59号については、委員長の報告どおり可決されました。 続きまして、日程第11、議第60号、令和元年度王寺町
介護保険特別会計補正予算(第1号)について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第60号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第60号については、委員長の報告どおり可決されました。 続きまして、日程第12、議第61号、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係条例の整備に関する条例の制定について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第61号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第61号については、委員長の報告どおり可決されました。 続きまして、日程第13、議第62号、王寺町印鑑条例の一部を改正する条例について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第62号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第62号については、委員長の報告どおり可決されました。 続きまして、日程第14、議第63号、王寺町税条例等の一部を改正する条例について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第63号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第63号については、委員長の報告どおり可決されました。 続きまして、日程第15、議第64号、王寺町
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第64号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第64号については、委員長の報告どおり可決されました。 続きまして、日程第16、議第65号、王寺町特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の
利用者負担に関する条例の一部を改正する条例について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、討論を打ち切ります。 これより議第65号についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告どおり決することにご異議ありませんか。 (異議なしの声)
○議長(中川) 異議なしと認めます。よって、議第65号については、委員長の報告どおり可決されました。 続きまして、日程第17、議第66号、王寺町
上水道給水条例の一部を改正する条例について、
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)
○議長(中川) ないようですので、質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。討論のある方、ご発言願います。 (ございませんの声)